佐賀県議会 2019-06-02 令和元年6月定例会(第2日) 本文
九電の特定重大事故等対処施設の原子炉補助建屋等の設置設備は発電機、緊急時制御室、貯水槽、注水ポンプ、スプリンクラーへつなぐ配管、窒素ボンベ、フィルターベントなどです。内部から不審者が侵入して、電源を切ったりすることについての対策になっているのではないかと思いました。
九電の特定重大事故等対処施設の原子炉補助建屋等の設置設備は発電機、緊急時制御室、貯水槽、注水ポンプ、スプリンクラーへつなぐ配管、窒素ボンベ、フィルターベントなどです。内部から不審者が侵入して、電源を切ったりすることについての対策になっているのではないかと思いました。
また、赤い2)の原子炉内の冷却及び原子炉格納容器内の冷却をするための設備として、貯水槽や貯水槽の水を原子炉容器に注入したり、原子炉格納容器内にスプレーする注水ポンプがございますし、赤い3)で示します原子炉格納容器の加圧破損を防止するための設備として、原子炉格納容器の圧力を下げるためのフィルタベントがございます。
具体的には、地震、津波の評価の厳格化、津波浸水対策の導入、火山、竜巻、森林火災などの評価の厳格化、それから、先ほどございました全交流電源喪失にも備えた大容量発電機の整備、それから、炉心損傷防止対策として、炉心注水のための常設電動注入ポンプの整備、また、格納容器破損防止対策として、格納容器スプレーのための可搬型ディーゼル注水ポンプの整備などとなっております。
116 ◯安全環境部長 テロ対策の整備のことであるが、本来の新規制基準では、非常用ディーゼル発電や電源車、恒設の注水ポンプや可搬型注水ポンプなど、電源とか冷却の多重化、多様化がしっかり図られている。
また、これらの燃料用水タンクの水など、水源を使い切った場合には、格納容器内の下部にあります水ため、再循環サンプと申しますが、ここにたまりました水を高圧注水ポンプを用いまして再循環させるということで冷却を継続することになってございます。 22ページをお願いいたします。
それから、あとそれ以外も、深層防護の第四層に対して、ディーゼルの注水ポンプ、それから、あとヒートシンクについては、これは移動式の代用ポンプ車ですね。こういうものを用いて冷却をしたり、あるいはヒートシンクを確保するために海水とつないで原子炉の中にある冷却機を作動させる、そういった設備がどんどん導入されています。
また、炉心損傷防止対策といたしまして、例えば、炉心注水のための常設電動注入ポンプの整備、また格納容器破損防止対策といたしまして、例えば、格納容器スプレイのための可搬型ディーゼル注水ポンプの整備などが要求されている内容となっております。
具体的内容としては、原子炉の炉心等の損壊を緩和をするための措置として、炉心から100メートル以上離れた地点に電源車や可搬型注水ポンプなどを配備するとか、あるいは炉心から100メートル以上離れた地点にバックアップ施設として緊急時の第2制御室、電源、水源、注水ポンプなどを一体的に整備する、いろんな対策。そして、ソフト面での対策も織り込んでおるところでございます。
過酷事故対策としての非常用発電機や注水ポンプの設置、緊急時対策所の整備等、関西電力の対策の実施状況、活断層の有無や連動性などについて評価が実施されており、安全上重大な問題があると認められる場合には停止を求める可能性があるとしております。
また、さらなる安全性、信頼性の向上のため、冷却水確保対策として代替注水ポンプや、シビアアクシデント対策としてフィルターつきベント設備を伊方3号機に設置することとしてございます。
◯佐伯施設管理部長 委員ご指摘の問題に対処するため、冷却水を用いなくても運転ができる無注水ポンプを民間企業と共同で開発し、平成九年度より導入しております。平成十四年度までに、十一の処理場と二十四のポンプ所で、合計八十台の無注水ポンプを設置しております。今後、施設の更新時期に合わせまして順次導入してまいります。 ◯山口委員 ありがとうございました。